Global education

羽黒高校のグローバル教育

『JENESYS2017(対日理解促進交流プログラム)』

新しい日韓の友好親善協力関係を構築するためめ、人的交流を拡大し、相互理解を深めることを目的として日韓両国の政府間合意に基づいて平成元年より実施されている訪韓プログラムに羽黒高校教員が参加してきました。その時の状況を報告します。

訪韓団に参加して感じたこと

 今回の派遣に参加させて頂き、本当に有意義な経験をさせて頂きました。韓国は旅行で訪れたことがありましたが、今回のように10日間滞在したのは初めてでした。また、これまでに友人やテレビのニュース等を通してあった韓国に対するイメージや固定観念を崩すいい機会でもありましたし、新しく発見することが多くありました。日本と韓国は近い国ですが、考え方や習慣に違いがあったりすることは非常に興味深いと思いました。それは、やはり歴史的背景や日本が島国であり、韓国が半島国で他国からの影響があるからなのかなと感じました。また、礼儀の面でも日本と韓国には異なる部分があり、食事の仕方や目上の方に対する行動を一つとっても考え方やもののとらえ方の違いからきているのかなと思いました。

 学校交流では、日本と韓国の共通点と相違点を知ることができました。韓国は教育に対して家族ぐるみで熱心だということは聞いていましたが、実際に生徒たちの一日のスケジュールを聞いて夜遅くまで塾に通っているのを聞くと、日本と韓国の学力に差があるのも納得がいきました。その上、全員ではないと思いますが、生徒自身の声からはやらされているという印象ではなく、親の期待に応えたいという前向きな思いを感じました。それは、競争社会に打ち勝つために幼いながらにも努力し、自分の将来のためにできることに取り組んでいるというたくましささえも感じました。また、勉強面だけではなく、生徒との質疑応答や生徒の発表を見ても、韓国の生徒の堂々とした振る舞いには感心しました。その上、第二外国語という位置づけの日本語ですが、生徒たちの日本語習得のレベルは高いと感じました。韓国の生徒たちが何かしら日本に魅力を感じ、日本語を学びたいと思っていることを知りとても嬉しく思いました。
 この訪韓団のように日本と韓国の教員や生徒たちが交流を継続させていくのは、お互いが歩み寄り、消すことはできない歴史を乗り越えていくために必要なことだと感じました。日本に帰国し、学校で生徒に韓国について話をするとうらやましがる生徒や独学でハングルを勉強している生徒が思った以上にいることに驚きました。生徒たちの関心の高いポップカルチャーからお互いに興味を持ち、理解し合うことは今後も必要であると感じます。まだまだ私の住む地域はアジア諸国に対して良いイメージを持っている方ばかりではありません。それは、日本だけが閉鎖的なわけではなく、行動や考え方の真意に理解を持てていないからだと感じます。そのため、今回交流した学校やホームスティで知り合った韓国の先生方との交流は今後も継続させ、少しでも日韓の誤解や隔たりをなくしていきたいと考えます。
最後に、この訪韓団にかかわってくださった皆様に心から感謝致します。貴重な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。

スカイプを通しての交流

2017年9月、第2団として韓国を訪問しました。その際に交流したヒャンイル高校は姉妹校として交流できる学校を探していました。本校は国際コースがあり、同様に時差の少ない国の高校と姉妹校提携を考えていました。そのため、両校でのニーズが合致し、日本語の教員の方と連絡を取り合い、交流をしていくお約束をしました。
帰国後、以前までアメリカの学校とスカイプ交流をしていたこともあったため、スカイプで交流することになりました。両校の都合の良い時間を調整し、本校は水曜日の放課後に活動している英会話部の生徒と、ヒャンイル高校は最後の授業が終わった後の日本語の授業を受けている生徒と交流することになりました。交流の1回目は、10月25日(水)。当初は教員同士のスカイプテストのみの予定でしたが、両校とも興味を持った生徒たちが集まり、簡単な自己紹介をしました。交流の2回目は、11月8日(水)。この日は生徒たちがより詳しい自己紹介をしました。また、SNS上でのIDなどを交換しお互いに写真を見たり、メッセージを送り合ったりしていました。この回では、次回の話すトピックを「韓国の食文化」に決め、ヒャンイル高校の生徒が食文化について話すことになりました。交流の3回目は、12月13日(水)。「韓国の食文化」ということで、生徒が日本語で好きな韓国料理を紹介してくれました。本校の生徒も好きな食べ物を紹介し、またクリスマスが近かったため、どのように過ごすのか、決まって食べる物があるのかなども話しました。交流を通して、ヒャンイル高校の生徒の日本語のレベルの高さに終始驚いていました。スカイプの音声が途絶えてしまう時には、漢字を見せたりしながら意味を伝えたりもしました。
ヒャンイル高校の生徒は日本の大学についても知識があり、日本への進学や留学を志している生徒もいました。スカイプでの交流がヒャンイル高校の授業が終わる17時からで、交流の後も塾に行く生徒が多いということを知り、驚き刺激を受けていました。本校の生徒は英語圏に興味がある生徒が多いのですが、今回の交流を通して韓国の同年代と触れ合うことができ韓国をより近くに感じているようでした。韓国語のテキストを購入したり、インターネット上で韓国語を学び始めたりする生徒もいました。生徒の中にはSNS上で繋がり、一対一でスカイプよりも深い話をすることができた生徒や日本との共通点や相違点を知ることができた生徒もいました。私の体験談を話すことだけでは伝わらない部分も同年代同士で交流し、話すことにより多くのものを得ているように感じました。
今回の交流は本校の英会話部のみでしたが、時間を合わせて国際コースの授業での交流も考えていきたいです。そして、将来的には交換留学プログラムも視野に入れていきたいと思います。

ホームステイを体験して

韓国に滞在して4日が過ぎ、ホームスティの日がやってきた。初めは語学の面で不安があったが、私がお世話になったホストマザーのキムさんは高で日本語を教えていらっしゃり、日本語が堪能な方だった。日本に対して、強い憧れと情熱を持っていらっしゃり、ご自身が日本語を忘れないように、毎年日本に旅行し、日本人とのやりとりを日々積極的にされていた。ホームスティの期間中、ホストファザーは出張に行かれており、大阪大学に通う大学生の息子が一人いたが、現在は兵役中で、お会いすることができなかった。ホームスティ先は、水原市だった。私は韓国の田舎には滞在したことがあったが、都市での滞在は初めてだったため新鮮だった。ホームスティ先は、25階建てマンションの23階の部屋だった。マンションの周辺にはショッピングモールや学習塾、娯楽施設があり、生活の基盤が整っている場所だった。

9月15日(金)、ホームスティ1日目。対面式を終え、ホームスティ先に向かう前に、キムさんが月に一度参加している教員の勉強会に参加した。そこは、様々な教科の先生方が集まり、学校現場の課題について話し合ったり、アイディアを出し合ったりする場だった。今回はキムさんが実際の現場での事例を発表し、その後アクティブラーニングについてお互いに意見交換を行っていた。今回の事前研修で聞いたように、東京大学の佐藤学教授の「学び合い」の授業について話す方もいらっしゃった。意見交換中は、日本の現状なども聞かれた。韓国も日本同様、授業中に寝てしまったり、集中力が続かなかったりする生徒に対するアプローチが課題になっていた。それぞれの先生方が生徒の主体的な活動を重視した授業を展開しており、各々が工夫していることを共有していた。日本でも教員の研修会があったりするが、月に一度の頻度で、様々な教科や学校の先生方が集まったりするのは私の周囲にはないため、韓国の先生方の教育に対する熱心な思いが伝わってきた。

ホームスティ2日目は、キムさんの故郷でもある全州(チョンジュ)に出かけた。全州は、歴史と食文化の街と呼ばれ、伝統家屋が建ち並び、工芸品のお店などを楽しむことができた。全州韓屋村では、慶基殿を散策し、その周辺の観光をした。伝統的な形式の建物や通りの中に、観光地としての商業施設も併設していた。キムさんは、故郷が大きく変化していたことに驚きを隠せないようだった。そして韓国は新しくしていくものと歴史として残していくものの選定をもっとすべきだと話していた。新しく観光客を招いたり、もてなしたりすることは大事だが、ここにしかない歴史や思い出がなくなっていくのも事実であり、それが寂しいことでもあると話してくださった。私は、次々とできていく高層マンションや観光地化していく様子を見て、韓国は変化することに対して貪欲で、速いという印象を受けた。逆に日本は、変化に対して慎重な部分があり、リスク管理を最優先する傾向があると韓国の考え方を通して感じた。一番近い国同士ではあるが、考え方の違いが様々な面で見られた。

ホームスティ3日目は、キムさんと散歩をしながら近くのショッピングモールに行った。ホームスティ先のマンション近辺は都市開発が進み、徒歩圏内で生活に必要なものを揃えることができるため、今後もどんどん人が増えそうな場所だった。モールには、若い世代はもちろん、高齢者の方が利用できるような施設もあり、あらゆる世代にとって住みやすい環境になっていた。モールで食品の買い物をした後、キムさんと一緒にキンパプとチャプチェを作った。現在の共働きの若い世代の方は、外食やテイクアウトで済ませることが増えているため、キムさん自身も料理をする回数は多くないと話していた。しかし、料理をする中で、手作りの味噌を味見させてくださり、家庭の味を大事にされていることも教えてくださった。日本でもキンパプとチャプチェは作ったことがあったが、現地の食材を使用し、本格的な家庭料理の味を楽しむことができた。
今回のホームスティを通し、今まで知らなかった韓国の文化に触れ、日本と韓国の考え方の共通点や相違点を知ることができた。そして、キムさんを通して韓国人の方の日本に対する思いを知り、親近感が沸き、もっと韓国についても知りたいと思うようになった。また、食事中や車での移動中にしたキムさんとの学校教育に対する意見交換を通して、刺激を受け、仕事に対する活力も頂いた。お忙しい中たくさんもてなしてくださったキムさんに本当に感謝し、日韓の友好関係の一助となれるよう今後も交流を続けていきたいと考える。
今回のホームスティを通し、今まで知らなかった韓国の文化に触れ、日本と韓国の考え方の共通点や相違点を知ることができた。そして、キムさんを通して韓国人の方の日本に対する思いを知り、親近感が沸き、もっと韓国についても知りたいと思うようになった。また、食事中や車での移動中にしたキムさんとの学校教育に対する意見交換を通して、刺激を受け、仕事に対する活力も頂いた。お忙しい中たくさんもてなしてくださったキムさんに本当に感謝し、日韓の友好関係の一助となれるよう今後も交流を続けていきたいと考える。

世界で起こっている問題を考える

Haguro Youth Meeting

Haguro Youth Meeting(HYM)について

7/29(土)羽黒高校を会場に、Haguro Youth Meetingが行われます。

これは、国際コースが2005年より毎年行っている、高校生による学生会議です。
ニューヨークUnited Nations International School(UNIS)の学生たちが毎年3月に開催しているUNIS-UN会議や、横浜市立横浜商業高等学校国際科が毎年7月と12月に行っているYokohama Student Forum(YSF)をモデルにしています。
国際コースの生徒(希望者かつ選抜者)はこれらの会議に出席し、本校の国際教育の一つの柱を担ってきたと思います。
こういった他校主催の会議を経験するうち、本校でもUNIS-UNやYSFのような学生会議を、自分たちがホスト校となって行いたいという強い希望から実現させたのがHYMです。

HYMには国際科1~3年生が出席します。
「やってみる科」「行ってみる科」「使ってみる科」を合い言葉に、"Think globally, act locally"力の育成の場であると同時に、同世代の他校の生徒と意見を交換し交流することで、国際的な人間力の育成につながる機会と位置付けています。

今回の会議におけるテーマは"Refugees"(難民)

UNIS-UN会議で難民について受けた衝撃から、今、そして将来的に私たちにできることを考え、発信します。
先の生徒総会では国連で行ったプレゼンを全校生徒に披露し、また、学園祭では募金も考えています。
会議では難民について、「shelter」,「food」,「education」,「medical」,「support」,「safety」の6つの観点から学び、話し合います。

毎年テーマに合わせた基調講演にゲストスピーカーをお招きしています。
今回はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)駐日事務所より、渉外担当官の古本秀彦様にお越しいただき、実際に現地で難民を支援されてきた体験を講演していただきます。

運営は、国際コース3年生の有志生徒から構成されるHYM実行委員会の手で行われます。
会議には、UNIS-UN会議に参加した横浜商業高校の生徒(6名)を招待し、参加者は60名です。会議で使用する言語は簡単な英語と日本語です。

 
ただ今、一生懸命準備中です!







日程・内容

7月28日(金)【前日】
・羽黒山(石段で山頂へ)
・玉川寺
・交流会

7月29日(土)【当日】
・開会式(実行委員長挨拶、校長挨拶、日程及び施設説明、自己紹介等)
・基調講演 UNHCR駐日事務所 渉外担当官 古本秀彦様
・プレゼン①(ワーキングペーパーの内容を各グループから発表)
・昼食(haco terrace)
・グループディスカッション
・プレゼン②
・ホームステイ

羽黒山参拝へ。
国宝五重塔や樹齢数100年と言われる杉並木の中に身を置けば、そこは別世界。
2,446段の石段を上り、生まれ変わったようでした。





午後は学校から歩いて玉川寺へ。

座禅体験


抹茶とお菓子もいただきました




会議当日。
4月から準備を重ねてきました。
ワーキングペーパー、ポスター、看板…すべて生徒たちが作りました。
UNHCRの古本様からは、実体験に基づいたリアルなお話を聞くことができ、生徒のプレゼンやディスカッションにも熱が入りました。

難民…難しいテーマだけど何かしたい!


ポスターをメインエントランスへ


haco terraceでのワーク



古本様からの講演


自分が難民になったら…?


う~ん



考えちゃうなぁ


なるほど


グループ発表



わたしたちはこう考える





講演ありがとうございました!


わたしたちは今がスタートです


みんなでランチも食べました



今回のテーマ「難民」は、重いイメージでした。
しかし講演いただいたことで、一般的に言われているその問題について、別の視点を持つことができました。
友人たちと真剣に話し合い意見を共有できたことも、互いの成長につながったと思います。
国際コースの生徒はこれからも行動を起こし、地域・世界から認められるようがんばります!
ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

世界で活躍する一歩を踏み出す

海外後学研修

生きた英語を使い、世界中の人とふれあう。

羽黒高校では毎年、国際教育の一環として
アメリカロサンゼルスなどでの語学研修旅行を実施しています。
滞在期間中は現地ホームステイし、ホストファミリーとのふれあいを通して生きた英語を学びます。

たった数日間でなにかが変わる!? ひろがる自分の可能性!

Travel Schedule

語学研修の流れと主な日程〈例〉

第1班のスケジュール
1日目(日本)
  • 学校出発(貸し切りバスにて成田空港へ)
  • 成田空港 →出国
    〈日付変更線通過〉
1日目(米国)
  • ロサンゼルス到着(入国・税関手続き)
  • 貸し切りバスにて市内見学
  • ホストファミリーと対面、ホームステイ先へ移動
2日目
  • 終日、ホームステイ先滞在
    ホストファミリーと市内観光したり、映画にいったり、と各家庭でそれぞれの一日を過ごす。
3日目
  • ホームステイ先より、全員ホテルへ移動
  • ディズニーカリフォルニア観光(昼・夜食各自)
  • ホテル宿泊
4日目
  • 起床後、バスにてホテル出発
  • ロス空港 →出国(米国は出国審査はありません)
    〈日付変更線通過〉
5日目
  • 成田空港到着(入国・税関手続き)
  • 貸し切りバスにて庄内へ
    庄内観光物産館着 → 羽黒高校着
※2016年 普通コース・工業科3学科の日程です。
第2班のスケジュール
1日目(日本)
  • 羽黒高校出発(貸し切りバスにて成田空港へ)
  • 成田空港 →出国
    〈日付変更線通過〉
1日目(米国)
  • ロサンゼルス到着(入国・税関手続き)
  • 貸し切りバスにて市内見学
  • ホストファミリーと対面、ホームステイ先へ移動
2日目 ※ホームステイ先滞在中は、毎日ホストファミリーが生徒を各研修先への送迎を行います。
  • 午前:オリエンテーション(ティーチャーガイドによるホームステイ滞在中の注意事項と語学研修についての説明 等)
  • 午後:語学研修(現地の語学研修学校)
    オーラルコミュニケーションを中心とした授業
3日目
  • 終日:語学研修
    オーラルコミュニケーションを中心とした授業
4日目
  • 終日:語学研修
    オーラルコミュニケーションを中心とした授業
5日目
  • 午前:語学研修(研修学校内)
    オーラルコミュニケーションを中心とした授業
  • 午後:郊外語学研修
    *特進コース/カリフォルニアサイエンスセンター見学・学生の町「ウエストウッド」探訪
    *国際コース/大学見学(UCLA)・授業見学・ゲストスピーカーによる講演
6日目
  • ホームステイ先より、全員ホテルへ移動
  • ディズニーカリフォルニア観光(昼・夜食各自)
  • ホテル宿泊
7日目
  • 起床後、バスにてホテル出発
  • ロス空港 →出国(米国は出国審査はありません)
    〈日付変更線通過〉
8日目
  • 成田空港到着(入国・税関手続き)
  • 貸し切りバスにて庄内へ
    → 羽黒高校着
※2016年 特進・国際コースの日程です。
 
 

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